プロダクト · 2026年8月26日
台湾、自主開発ロケット「Maraho」初の成功試験 TASAが軌道打ち上げ計画で前進
台湾の宇宙機関TASA(国家宇宙センター)は8月22日、自主開発した探査ロケット「Maraho」の初の成功試験を実施した。同ロケットは現地時間7時10分、屏東県の研究用ロケット射場「旭海」から打ち上げられた。
TASAによると、Marahoは超音速まで加速し、最高高度8.1キロメートルに到達した。飛行時間は432秒で、エンジンは18秒間稼働し、推力は1500キログラム重を記録した。最高速度は408メートル毎秒(マッハ1.2)に達した。試験では、ロケットと地上局間の通信、テレメトリー伝送、エンジン、構造、アビオニクス、追跡システムなどの技術検証が行われた。
Marahoは全長7.2メートル、直径0.4メートルの小型ロケットで、推進剤に90%過酸化水素とポリプロピレンを使用するハイブリッドエンジンを搭載している。TASAは今後、このシリーズの比較的低コストな打ち上げを通じて、自主的な軌道投入技術の確立を目指す。
2029年には初のサブオービタルロケットSTV1の試験、2031年には改良型STV2の試験、2034年には初の自主開発軌道投入ロケットの打ち上げが計画されている。最終目標は、低軌道に200キログラムのペイロードを投入する能力の獲得だ。
TASAの呉宗信長官は、今回の試験で若手チームが設計から製造、組み立て、試験、打ち上げまでの一連の工程を経験し、大型ロケット開発時のリスク低減につながる知見を得たとコメントした。
なお、Marahoは着水後に回収に失敗したが、必要なデータは全て地上局に送信された。
According to 3DNews, ...