資金調達 · 2026年9月11日

Mistral、Samsung主導で35億ドル調達、企業価値は240億ドルに

A group of business people sitting around a table
Felix Viray / Unsplash

フランスの人工知能企業Mistralは、Samsung主導のラウンドで35億ドルの資金調達を発表した。この資金調達により、同社の企業価値は約240億ドルに上昇した。

Tech-WDが報じた通り、今回の投資はMistralにとって過去最大のものである。出資者には、欧州連合の支援を受けるScaleup Europeや、その他の複数の投資家が含まれている。

Mistralは独自のインフラ基盤の構築に注力しており、自社で管理するデータセンターの拡大と、欧州をはじめとする企業への計算能力の提供を計画している。同社はオープンウェイトの人工知能モデルを開発しており、ASMLやSamsungといった産業企業と連携してカスタムツールの構築を目指している。

Arthur Mensch最高経営責任者は、今後5年間で運営能力を2倍にすることを期待していると述べた。これは、高度な人工知能モデルに対する需要増加に対応するためである。同社は、中国や米国からの競合がある中、欧州のローカルニーズに応え、外国のプラットフォームへの依存を減らすデジタル主権の重要性を強調している。また、現在の経営陣の推計では、年間再帰収益が10億ドルを超える可能性があるとされている。

Tech-WD の報道。