資金調達 · 2026年9月18日

創業者が語るシリーズA資金調達を成功させるための6つの助言

A hand pointing at a smartphone displaying currency quotes against a laptop
Marga Santoso / Unsplash

スタートアップ企業がシリーズAの資金調達を成功させるための具体的な戦略について、経験を持つ創業者が助言を行いました。Journal du Netがこの内容を報じました。

まず、外部専門家の活用が推奨されています。Medavizの最高経営責任者であるGuillaume Lesdos氏は、シード期は単独で調達したが、2回目には投資銀行のサポートを受けたことで、客観的な視点が得られ、企業の価値評価を適切に行うことができたと述べています。同社は2017年に80万ユーロ、2020年に600万ユーロを調達しました。

次に、具体的な商業的牽引力の提示が重要です。Aiveの最高経営責任者であるOlivier Reynaud氏は、投資家は技術的な確信よりも、顧客数や売上高、ユーザーのフィードバックといった具体的な証拠を求めていると説明しています。同社は2019年に1,000万ユーロ、2025年に1,650万ユーロを調達しました。また、組織の拡大に向けた詳細な計画を提示し、チームの堅実さや長期的なビジョンを示すことも不可欠であるとしています。

さらに、財務指標とリスク管理への対応が挙げられます。Beanstockの最高経営責任者であるAlexandre Fitussi氏は、成長率と利益率の合計が40パーセント以上になる「40パーセントのルール」を達成することが、投資家への良い信号になると指摘しています。同社は2021年に250万ユーロ、2022年に1,200万ユーロを調達しました。また、人工知能によってビジネスモデルが代替されないことを証明し、投資家の不安を解消する必要があるとしています。

最後に、シード期の段階から次回の調達を見据えた投資家の選定が重要です。ネットワークを通じてシリーズAへの道を切り拓いてくれる投資家や、ビジネスエンジェルを初期段階で選ぶことが有効であるとされています。

Journal du Net の報道。