資金調達 · 2026年10月16日
プルートセキュリティ、4200万ドル調達 AIツールが企業セキュリティに新たな頭痛をもたらす
プルートセキュリティは13日、シリーズAラウンドで3400万ドルを含む4200万ドルの資金調達を発表した。同社はAIツールの利用拡大に伴い、企業のセキュリティリスクに対する懸念が高まっている中での資金調達だ。調達にはTLVパートナーズが主導した850万ドルのシードラウンドと、Armisの創業者らの参加に加え、Jump Capitalが主導するシリーズAが含まれる。同社はこれまでに200万ドルの年間継続収益を達成しており、Oscar HealthやWorkatoら30社以上のエンタープライズ顧客を獲得している。同社は資金を製品開発とセキュリティ研究の拡大、米国でのプレゼンス向上に充てる方針だ。
TechCrunchは同社の資金調達とAIセキュリティの課題をレポートした。同メディアは、AIツールの普及により企業内部で予期せぬ利用が増え、セキュリティホールが開口している現状を伝えている。プルートセキュリティのシャハル・バハット最高経営責任者は、AIツールがリリースされてから2時間以内に社内に導入されるケースがあるとし、リスクの60%以上はノンコーダーによって作成された「vibe-coded」ツールに起因すると指摘している。ファイナンス部門が最大のリスク源となり、マーケティングや法務部隊が続く。
同社のツールはすでに運用を開始しており、ファイナンス従業員によって作成されたAIアプリがインターネットに露出していた事例も検出している。同社は無料プラットフォーム「Plutonium」を通じてリスクの可視化を進めており、コミュニティからのフィードバックが顧客獲得につながっているという。同社はエンタープライズセキュリティの枠組みを刷新し、AIエージェントのリアルタイム監視と対応を可能にする製品を開発する方針だ。
TechCrunch の報道。