プロダクト · 2026年9月20日
中国医療機器企業がIPO直前に特許訴訟に巻き込まれる
2026年9月17日に中国の広東省に拠点を置く博マイエイド(株)が創業板IPOを控える中、同社の新製品が特許侵害を巡る訴訟に巻き込まれた。同訴訟は同社の主要製品である「Vasecure™始祖鳥™」が対象で、上海知的財産裁判所に提訴された。
訴訟を提起したのは同省の天天向上医療科技(株)で、博マイエイドに対し948万7000元の損害賠償と20万元の弁護士報酬を請求している。また、製造・販売・販売予定の停止と在庫製品の廃棄を求めている。訴訟対象となる特許は「薬物被膜保護バルーンカテーテル」に関するCN108815682B。
博マイエイドによると、2025年の「始祖鳥」の売上高は1219万6700元に達し、前年比で333倍に急増した。同製品は同社の外周介入事業の成長を担う重要な製品で、2025年の売上高は6億5500万元だった。
訴訟に巻き込まれたのは博マイエイドの他、上海脈科医療科技(株)と康ティス(上海)医療機器(株)も被告に名を連ねている。上海脈科は博マイエイドの子会社で、同製品の開発と登録を担当している。康ティスは全国販売代理店で、2025年の外周介入製品売上高は5518万8100元に達した。
博マイエイドは訴訟に対し、特許出願時期が原告の特許より早いことや、製品が自主開発で特許の技術的特徴を含まないことを主張している。また、広東嶺南法律事務所から出された特許侵害分析報告書を根拠にしている。
訴訟は現在、被告側の準備段階にあり、裁判所からの開廷通知はまだ届いていない。博マイエイドは2025年の売上高が6億5500万元、純利益が1億1266万7800元で、訴訟額の968万7000元は財務基盤に大きな影響を与えるとは考えていない。
TMTPostが報じた。
TMTPost の報道。