事業拡大 · 2026年8月25日

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米国の中流階級が「計画B」として第二国籍取得を模索、専門家が需要の急増を指摘

a person walking in a large building
Big Dodzy / Unsplash

米国の中流階級層の間で、第二国籍取得に関心が高まっている。ビジネスインサイダーが報じたところによると、投資移民を扱う企業によると、その需要は「ほぼ倍増」したという。

投資移民業界は従来、数十万ドルから数百万ドル規模の投資を求める「ゴールド・ビザ」プログラムを主に富裕層向けに提供してきた。しかし、近年では中流階級層の関心が高まり、顧客層に変化が見られるようになった。

マルタの投資移民顧客向けコンサルティング会社Immigrant Investが、2026年1月から7月にかけて米国在住の顧客450人との電話相談を分析したところ、勤務者や退職者が占める割合は2025年の約15%から2026年には25%に上昇した。同社によると、医師、テクノロジー業界の専門家、科学者、不動産仲介業者、弁護士、貯蓄を持つ退職者などが含まれるという。

同社の顧客層のうち、従来の超富裕層の投資家や起業家は、2025年の約50%から2026年には40%に減少した。一方で、米国在住の顧客が占める割合は、2025年にはまれであったが、2026年には月によって最大28%に達する月もあった。

Immigrant Investによると、第二国籍取得の動機は必ずしも米国からの移住を目的としたものではなく、将来的な選択肢を確保するための「保険」としての側面が強いという。同社の広報担当者は、多くの顧客が「家族全員がすぐにでも移住できる選択肢を持ちたい」と述べている。

米国の顧客に人気の投資移民プログラムには、カリブ海諸国のものがあり、例えばグレナダでは23万5000米ドル以上の寄付か32万5000米ドル以上の不動産投資が必要とされる。また、セントクリストファー・ネイビスでは25万ドルからの寄付か32万5000米ドル以上の不動産投資が求められる。

より安価な選択肢として、アフリカ西海岸のサントメ・プリンシペでは9万ドルから、南太平洋のバヌアツでは13万ドルからのプログラムが提供されている。Henley & Partnersによると、米国の顧客における需要は2025年に前年比で「ほぼ倍増」したという。

Business Insider PLによると、同誌は米国版Business Insiderの記事を翻訳したものである。